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Monthly Archives: 2月 2016

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美しいもの探しの旅

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ずっと行ってみたかった香川県の大塚美術館へ行ってきました。
ここには世界中の名画が集まってます!
って言っても、陶板の上に原画に忠実な色彩・大きさで作品を再現したものなのですが、
レプリカなんて言葉はふさわしくない、実に本物に忠実に再現された名画たちです。
陶器の板(陶板)は紙やキャンバス、土壁に比べ色が経年劣化せず、また大きさも原寸大に再現されているため、実際の名画を見るがごとくの迫力や臨場感を味わうことができます。
ダビンチのモナリザ、最後の晩餐、ピカソのゲルニカ、フェルメールの真珠の耳飾りの少女、モネの睡蓮などなど…世界の名画100点あまりがその大きさや質感や額縁やさらには痛み具合までも忠実におよそ20000種類の色を使い分けて陶器の板の上に再現されていて、触ることもできます。
まず、これらの絵画たちが陶器でできてるというところにびっくりしすぎます。
そして
「陶器なら2000年経っても色褪せることがない」っていう言葉に胸を打たれた。というか、えぐり取られた気分。
いままで自分が思ってた「焼き物」とは
いつか割れてしまったり、欠けてしまったり、
その永遠ではない存在が愛しいとさえ思っていたのに、
逆にこんな考え方もあったんだっていうことに、目からうろこです(@*´艸`●)

わたしは今まで「焼いてみたら想像と色が違ってしまった」とか「好きな色がなかなか出ない」とか「もうすこしマットな質感にしたかったけど難しいから諦めた」とか…それこそ陶芸とは1300度近い温度で長時間焼くものだから思い通りにいかないことは当たり前というか仕方ないと思っていましたが、
この美術館の技術を見てしまったら、
実は焼き物って限界が無いんだなぁ、というか、
研究すれば何色でもどんな質感でも出すことが可能なんだってこと、
陶芸だからできないなんてことは実は無いのかもしれないって、
無限の可能性を見せつけられて、
ただただ、ただただ、もう衝撃としか言いようがないです。

もう陶芸は焼くまでわからないなんて言い訳できないな、と思いました。
自分が今まで諦めてきたこと、もう一度見つめ直してみようかな、とか、
とにかくもう、早く帰って自分の作品つくらなくては!!
って気持ちになりました。

こちらの美術館、陶芸やる方はもちろん、そうでない方でも、そして絵画にあんまり興味ないって方でも、教科書で一度は見たことある!っていう名画が勢ぞろいなので楽しめると思います。

わたしは13時ぐらいに行って、全作品観てまわるのに閉館の17時までみっちり時間かかりました。
丸一日居ても飽きないと思います。
機会があれば是非おすすめしたい美術館です。

この日は美術館めぐりの日で
丸亀猪熊弦一郎現代美術館と
東山魁夷せとうち美術館にも行きました。

東山魁夷せとうち美術館に行く途中、天空にそびえ立つ大きな橋桁の道路が頭の上を通っているのを見て、なにあれ!?って、すっごくびっくりして、
(夢の世界に繋がっているのかと思ったわ)
なにごとかと思い、そこから辿ってみると…なんと!
あの「瀬戸大橋」が架かっていました!
感動〜(*´꒳`*)✨

はじめまして瀬戸大橋さま✨
お噂はかねがね聞いておりましたが、
あなたが瀬戸大橋だったのね!

いつか渡りたい!

あ、わたし、大きな橋、好きかも(*´꒳`*)
あの感動、ちょっと言葉にするのが難しいです。
「感動」って言葉も違うかも、
とにかく、もう、胸が熱く熱くなりました(*´꒳`*)

それからそれから、
初めて鳴門海峡の渦潮を見ました!
海が!
滝のように!
ゴーゴーと流れて渦になって…
その迫力は想像を遥かに超えてました。
そしてその流れや渦による模様は2度と同じものがないんだろうな、と思いながら、かなり長いあいだ眺めていました。
自然の力、すごい。
自分の知らない面白いこと、まだ見たことない大自然、
まだまたくさんこの日本にはあるなぁって、
それを少しずつみつけてみたい。
少しずつ感動をあつめて大きくなれたなら(*´꒳`*)
明日はどんな感動が待っているんだろう(*´꒳`*)

感動いっぱい、刺激いっぱい、
これ全部、面白い作品に繋げていけたらなぁって思いました。

2016.2/23 23:24

久しぶりに学校へ。

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ぎゃらりー安土さんにわたしのうつわを並べていただきました(*´꒳`*)
学校卒業してから自分らしいものが何か出来たら1番に安土さんに並べてもらおう!って決めていたのに、卒業してから1年半もかかってしまった?
久しぶりに先生がお昼ご飯を作ってくれました、感動☆
いつも先生に会うと久しぶりで照れて結構ふざけてしまうことが多かったように思うけど、
今日はわたしが作品を持ってきたってこともあって、久しぶりに真面目な話をたくさんしていただけて涙が出そうでした。
わたしの最近の悩み、
こだわればこだわるほどうつわが出来上がるのに時間がかかってしまう。
茶碗ひとつ絵付けするだけで3日もかかる時もある。
困ったことにそれがまったく苦にならず、それでも楽しすぎて、そしてそれが焼き上がる時にはどんなに不細工だろうが愛しくて愛しくて手放したくなくなってしまう。
だから値段なんてつけられない( ´˂˃` )
いったい何の為にうつわをつくるのか。
うつわを売って、それを生業にしたいんじゃなかったのか。
このままではもう学生の頃と何も変わらない。完全に自己満足で終わってしまう。
では、陶芸家としてやっていくには、何を変えたらいいのか。
何かの要素を諦めなくてはならないのか。
量産できるような何かを作れるようにならないといけないのか。
ぐるぐるぐるぐるぐるぐる?
そんな話を先生にしましたところ、
こんな話をしてくれました。

まず作家を育てる立場から言わせてもらうと、その考えは強ち間違いでもないと思うし、そうあってほしいって思う気持ちもあったりする。
自己満足っていうのは悪いことでは決してなくて、
まずは自分が自分のファンにならないといけないと思うので、自己満足でもいいんだと思う。
極端な話だけどゴッホも自己満の世界をとおした人だったらしい。
自分の作品を売るための方向転換をしなかった人。
ゴッホの生涯で売れた絵は実弟セオドア(テオ)が買った1枚だけだったらしい(諸説あり)。
日本画の伊藤若冲(わたしこの人すき)も金持ちの家に生まれたから売るための作品作りはしてなかったって話。
だから、もし自分の作品を極めたいならただひたすらそれを通すっていうのも間違った道じゃないと僕は思う。
ただ、作品を売りたいのなら、少し方向転換は必要になってくるのかもしれないね。
旦那にもっと頑張って稼いでもらって金持ちになればそんな悩みなくなるよ!
ゴッホみたいなスタンスで作品作れるでしょ!笑

みたいな感じで(最後はいつものおふざけだったけど)
ほー、ほー、へー、へー!
しか言えなかったけど、
心の中が久しぶりにジーンとした。
もう、先生、大好きだぁ(*´꒳`*)
結局それで何かが今解決した訳ではないのだけれど、わたしの中で少し焦りがひいたのと、もっと頑張ろうって気持ちがムクムク湧いてきた。
いまはこんなだけど、
きっと何事も経験なんだろうって、
場数を踏んで慣れていけたらいいかなって、
ちょっと自分をまた追い込む意味も込めて。夏頃に3つほど大きなイベントに参加させていただくことに決まりました。
自己満足だけの世界から抜け出せるように、もっとたくさんの方にわたしの作品たちが出会えるように、がんばります!

立春?

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豆撒きで福の神様を我が家に招き、
「鬼は外!」というより鬼は食べてしまおう!ってことで、我が家は毎年節分に鬼ちゃんハンバーグを作っています。
といっても大人ばかりなので別に誰も喜ばないのですが。
完全に自己満足です。
Bank Bandの「はるまついぶき」をBGMに焼いたからかな、
ことしの鬼ちゃんはかわいい鬼ちゃんになりましたよ、
『鬼が笑うならそれもいい。
呆れるぐらい未来の話をしよう。』
ちょっと前の歌だけど、この時期聴きたくなる歌。
未来かぁ。
未来の節分はどんなでしょう?
恵方巻を無言でモグモグ頬張る不思議な風習も続いていくのかしら。
わたしが子供の頃は恵方巻なんて知らなかったから、
10年、20年先はまた新しい文化が生まれていたりするのかな。

わたしも微力ながら日本の美しい伝統文化を後世に伝えてゆくお仕事をさせて頂いてると思ってますが、
何百年も昔から変わらず人の心をつかむ美しいものと、
一時の流行りみたいに色褪せてゆくものと、
その差ってなんなのでしょう。

こよみの上では春。
そう、
春に春の器をつくるのでは遅すぎることに今更気付いた、自宅工房二年目の春です(*^^*)

2016.2/4 22:35