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Monthly Archives: 9月 2017

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秋は夕暮れ

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自分の母校の陶芸学校から卒業制作展の案内状が届くたびに”はっ”とする。
自分とは被ったことのない代の人たちが卒業する時期を迎えているということに気付く。
いつのまに‼︎時はゴォゴオと流れている。

陶芸学校を卒業してから丸三年経ってしまった。
「もう三年」なのか「まだ三年」なのか。

自分が卒業した頃に思い描いていた理想と今の自分とでは
随分違っているかな。
それは悪い意味ではなくて
三年間もがいてきた結果であり、結果というよりはまだ過程という感じかな。

陶芸学校を卒業した時点で、
陶芸を生業にしようと決めた時点で、
「ただ楽しむ陶芸」では無くなった。

飛び出したいと思っていた。
でも今思えば具体的なカタチはぜんぜん見えて無かった。

卒業したばかりの頃のワタシの中には不安がいっぱいあって
身体の全部が不安で出来てるんじゃないの?ってぐらいの不安がぶくぶくあった。
イメージはちょっと重ための黒っぽい液体。
動くのも苦労するぐらいの。
それぜんっぶ外に出せたなら 10キロぐらい痩せそうなやつでした。

で、それをどうするわけでもなく
なんとかうまく連れ添って生きてきました。
いつも不安だらけでした。
そしてその不安を打ち消す若さは既になく
共存するほどにはまだ諦めが足りなくて。

どうしたら いいのかしらっていつも思っていました。

でも、今は割と「楽しみながら」仕事ができるようになってきています。
気づけば不安だらけの黒っぽい液体は半分ぐらいになったかな、
少し身軽。ちょっと跳ねられそうな気分。
新しくうつわを生み出すことにワクワクしています。
これが理想だったことにも気付いています。
自分の見え方、考え方、仕事の方向性、
少しずつ変わってきました。

それは”技術の上での成長”とは少し違っていて
結局のところ”考え方の変化”なのかもしれなくて、
いまこの気持ちに辿り着けたのは
人との出会いだったり繋がりだったり、そういう部分が大きいとしみじみそう思います。

でもなぜだか秋という季節は心が落ち着かない。
美しい夕焼けを見ると心がざわざわして
一瞬目を離した隙に変わってゆく風景に
胸がキューってなる。
台風明けの夕陽を追って、小さい頃から知ってる海を見ていた。
二度とないその瞬間に居ることが愛おしかった。
人生はきっと、いつ 何処にいて 誰と 何を感じるか。
知ってる。でも、何十年も生きてきたのに
なかなか上手くならない。

美しい夕陽が沈むのを見ていたら
いろんな感情でいっぱいになった。
今日もまた1日が終わってしまった。

今抱えている”理想”をどこまでやれるだろう。
こんな文章を書いている時間があったら
かわいいうつわがひとつぐらいつくれるかもしれない。
でも今この気持ちを外に出してみたくなった。

「秋には個展を」
そんな夢を抱いたまま、卒業してから三度目の秋も過ぎてゆく。。
でもいま個展が出来ない理由が明確に自分の中にある。
まだ成長の過程に居る段階で
まだまだ自分らしさが半分も出せていないから。
まだまだまだやりたいことが半分もできていないから。
これは言い訳ではなくて、いい意味で「個展は自分らしさをきちんと出せてから」と、そう思っています。
遅いかな?
でもいまはこれでいいかな。

やっとやりたかったカタチが見えてきたところです。
まだまだこれからです₍ᐢ⑅•ᴗ•⑅ᐢ₎♡

気持ちを文章にするのが下手で
「病んでるの?」とか言われてしまうけれど
病んでるわけでも病んでないわけでもないかな、
今年の初めに掲げた目標が達成できてないことへの言い訳をまた長々と書いているだけな気もします(*´꒳`*)
いつも言い訳ばっかりです。

もう少し時間が経ったら
また今の場所とは違うところから
自分を眺めることができるのかな。

いまはただ、こころの中にある「ワクワク」をカタチにすることに
一生懸命。
このワクワクが、わたしのうつわを通して、
たくさんの人たちに伝わってゆきますように。
そんなうつわを生み出せるますように。
そんな作家になれますように。
と、沈んでゆく夕陽に願いました。