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自分の肩書き

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あなたの職業は何ですか?
と尋ねられた時に、ついついはぐらかす癖がついている。
何と答えようかと考えあぐねた末に「…ものづくりを…しています…」なんて、結局のところまたはぐらかしている。
今の自分をどんな言葉で形容するのがぴったりなのか分からないというよりは、なんというか、照れというか。
照れとも違うかな、例えばわかりやすく「陶芸家です」と言ったとして、
その「陶芸家」のイメージに自分はまだついてゆけていないような…少し恥ずかしくて遠慮や謙遜もあるかなぁ。
そもそも陶芸家でもないかなぁ。

先日 有田に勉強に行った際に素晴らしい技術を持った陶芸家の先生とお話しさせていただく機会があった。
彼の作品は先に噂に聞いていたので写真で見たことがあった。
ものすごく薄い薄い茶器をつくっていらっしゃるお方で
削りで薄くするのではなく、電動ロクロで挽く時に薄く薄く挽いているとか。
彼と名刺には「轆轤師」と書いてあった。
轆轤の技術の高さを物語るシンプルでわかりやすくカッコイイ肩書き。
なるほど確かに。
どんなふうに挽いているのかとても気になる。
直に見せていただけないかなぁ。
次もしもまた会えることが叶ったらお願いしてみようと思った。
見ただけで興味を引く素敵な肩書き✨
そう。
確かに彼はまぎれもなく轆轤師。
では。。
わたしはなんだろう。
轆轤は好きだけど轆轤師さんの技術には遠く遠く及ばない。
絵付けが好きだからって絵付け師さんの技術にも遠く遠く及ばない。
いまの自分は何と名乗るにも非常〜〜に中途半端な気がして、
自分を名乗る時のあの恥ずかしい気持ちというのが遠慮や謙遜なんてそんな立派なものではなくて 自分の中途半端さに向けられていることに気付いてしまった。
でもなんというか、
ストイックに仕事に向き合って負けず嫌いだった20代のころとは違って
そのときやりたいことをやりたいようにやってゆくという今の姿勢がいまはとても心地よくて
うつわのことを想うだけでいつもワクワクしている。
誰とも比べない、自分のうつわづくりもそれはそれで悪くないような気がして それが自己満足だけじゃいけないし中途半端なのはほんとによくないんだけど
亀の歩みでも少しずつでも進化できるように もっともっとワクワクを集めたい。
そして、いつの日か、「わたし、おもしろいうつわをつくってるんですよ!」って自分で胸を張って言えるようになりたいな(๑´ڡ`๑)♡

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