ショーケースに並んだキラキラ色とりどりのケーキ
甘いものは人を幸せな気持ちにする
色や姿形 香りも大事
見ているだけでワクワクする
とくべつ甘いものが好きじゃなくても
ケーキを頂いたら特別な気持ちになるんじゃないかな
お誕生日やお祝い事にも欠かせないし
人生の晴れ舞台 結婚式にも必ずケーキは登場する
そう、特別な食べ物だと思ってた。
その特別なケーキに毎日毎日囲まれる夢の日々を過ごした。
今思えば夢のような日々。
実は工房移転準備の為、イベント以外は半年ほど作陶をお休みして
わたしが大好きな某有名ケーキやさんにてパティシエさんたちのお手伝いをさせていただいておりました。
いままではずっと、ケーキといえば特別なときに”食べる”専門でした。
そう、本当に”特別なとき”だけでしたが
ケーキを作る現場に入らせていただき
毎日ものすごい数のケーキをお客様が求められていることに驚きました!
休日やイベント時はもちろん
なんでもない平日にでも。
この半年間、暇な時などありませんでした。
そしてなかでも私が担当させていただいたケーキは
お誕生日やお祝い事など、特別な場面に登場するケーキでしたので
だれかの特別なひとときに携われたことがとても幸せでした。
*
ケーキ作りがこんなに楽しいとは知りませんでした。
見ているだけでもテンションが上がり、そして食べたらもっと幸せな気持ちになる不思議な食べ物。
作るのもまたさらにしあわせでした。
素晴らしい貴重な経験をさせていただきました。
そして思いがけずたくさんお友達ができたことも財産です✨
感謝しかないです✨
わたしの本職はうつわ作り、食べ物を引き立てる側です。
このたび主役側のケーキ作りに携わらせていただき、たくさんの発見があり、自分のうつわ作りの為にも勉強になりました。
ここで学んだことすべて糧にして
またひとりで土と向き合います。
そして、仕事の合間や元気が欲しい時、そして特別なときにも、
いままでと違った気持ちで、楽しかった日々を思い出しながらケーキを食べようと思います。
自分の人生において特別な半年間でした。
素晴らしい日々をありがとうございました。
人気のケーキ屋さん、
人気の裏にはこだわりや秘密がたくさんありました。
そのこだわりとは、たとえば、スポンジ生地はその日焼いたもの、焼きたてをそのまま使う、とか普通に素人的に考えても結構無茶なものもあったりして、
焼きたてのスポンジより冷まして寝かせたもののほうがしっとりするんじゃない?とかいういままでの常識を覆すまでにたくさんの研究の積み重ねがあったはずで
美味しいものを当たり前に作っていてもきっと進化はなくて
人気に胡座をかかずに、常に上を目指すというよりはさらにさらに美味しいものを研究してゆく姿勢が
たくさんの人に支持され愛される理由なんだと知った。
(素人意見です、全然言ってることが違ったらすみません)
季節のフルーツ
イベントごとに登場するケーキ
その時の気分に合ったとくべつなひとつを選ぶ気持ち。
和食器に通じるかな、
和食器にも季節があるし
特別な時につかう器、
普段使いの器、
色とりどりキラキラ 見ているだけでしあわせな気持ちになる器、
使ってみたらさらに好きになるような器、
わたしもつくれるようになりたい。
あくまで引き立てる側なのだけど
のせたものがさらに美味しくなるような額縁になる器、
イメージがふくらんでゆく。。。
甘いものを食べたらこころがほどけるような…癒しになるような…ちょっぴりしあわせな気持ちになるような…
そんな意味合いでわたしの工房もチョコレートから名前をいただき”かかおポタリー”という名前を付けたのです。
勝手にケーキやさんとの縁を感じました(-^艸^-)
またあたらしいわたしで
うつわづくりに取り組んでまいります。
久しぶりのブログになってしまいましたが、
これからもどうぞよろしくお願いいたします。